ルームチャージプラン IN17-22時【素泊まり・ベストレート保証】

遅い時間のご到着や、ビジネスでのご利用にもおすすめの「素泊まり」プランです。 お食事はオプションでお選びいただけます。チェックインは17時から22時まで。ご夕食をご選択の方の最終チェックインは19時です（夕食は17:30〜／19:45〜の選択制です）。 ■ ホテル［松本本箱］［小柳］ 「松本十帖」には「松本本箱」「小柳」、2つのホテルがあります。 「新しい知と出会う」をテーマにしたブックホテル「松本本箱」は全24室。1階はブックストア、2階から5階が客室です。リノベーション前に、内装材を全て取り払いスケルトンにしたところ、コンクリートやブロック、天井のデッキプレートの表情がいいことがわかりました。そこで設計を「ONOMICHI U2」や「hotel koe」などを手がける「SUPPOSE DESIGN OFFICE」に依頼。「小柳」時代の「記憶」を随所に残し、新旧のレイヤーを感じる素晴らしい空間に仕上がりました。あえて内装材を貼らず、塗装しない、素材の表情をお楽しみください。 子供連れやご高齢の方、気兼ねない友人とリラックスしたい方に向けたホテル「小柳」は全14室。客室壁面は珪藻土の左官仕上げ、テーブルなどは貴重な天然木の無垢材、全室に源泉かけ流しの露天風呂が付いています。また小さなお子様連れに最適な客室、バリアフリーの客室、ご家族による介護を想定した２世帯向け客室など、客室バリエーションも豊か。旅の目的によって客室をお選びください。 なお、「小柳」1階はキッズダイニング「ALPS TABLE（アルプステーブル）」、2階はフロント＆ショップ＆ベーカリー、客室は3階から7階です。 □全室に源泉かけ流しの露天風呂が付いています。温度管理のため、ぬるめになる量（少なめ）の源泉を注ぎ、ボイラーで温度管理をしています。加熱はしていますが、いわゆる循環器を使わない源泉の湯です。 □お子様のご利用には露天風呂や窓に危険箇所があります。スイートルームはお子様もご利用いただけますが、保護者ご自身の責任でご利用ください。 □全室に段差があります。バリアフリーではありません。 □「松本本箱」にはテレビはありません。（「小柳」にはテレビがあります） 朝食 松本十帖の朝食コンセプトは「ヘルシー＆コンシャス」。 信州のとれたて野菜を中心に、ベーカリーで焼き上げたパンをご提供しています。 ご予約は7:30 / 8:00 / 8:30 / 9:00 / 9:30 の30分刻みで承ります。 素泊まりプランではオプションでお選びいただけます。 ■ 簡素な湯小屋 [小柳之湯] 浅間温泉の歴史は日本書紀に記載があるほど古いのですが、江戸時代は殿様と藩士の温泉でもありました。殿様の湯は「枇杷之湯」、上級武士の「柳之湯」、そして下級武士の「小柳之湯」。「小柳之湯」があったのは湯坂と山の手通りの交差点。山の手通りは室町時代以前から栄えていた温泉通りで、湯坂との角地にあった「小柳之湯」は浅間温泉のシンボル的存在だったに違いありません。そんな時代に思いを馳せて、正面玄関には立派な門を作る代わりに「小柳之湯」を復活させました。設計はスキーマ建築計画。屋根は銅版葺で、簡素ながら格式を感じる湯小屋になりました。 浅間温泉には今でも湯仲間の管理による共同浴場が10軒以上あります。街を歩けば、湯桶を持った人々がお湯に入りに行く姿をあちこちで見かけます。そんな浅間温泉の風情も体感していただきたいと思い、「小柳之湯」を復活させました。客室に備え付けの湯桶を脇に抱えて、「小柳之湯」での湯浴みをお楽しみください。また、温泉好きの方はぜひ一般開放されている「仙気の湯」や、日帰り施設として営業している「枇杷の湯」などの湯巡りもお楽しみください。 □大浴場ではありません。洗い場もない簡素な半露天風呂です。洗髪や体を洗う方は客室のシャワールームをご利用ください。 □松本十帖ではSDGsを重要な経営指標に掲げております。洗剤使用量削減のため、タオルの設置はありません。客室からお持ちください。 □小柳之湯は源泉を引湯パイプから直接注いでいます。（客室の露天風呂は貯湯タンクを経由しています）また冬季など一部期間を除いて加熱をしていません。わずかな肌触りの違い（マニアックな違い）をお楽しみください。 ■ ブックストア［松本本箱］ ご宿泊のお客様はブックストア「松本本箱」で深夜まで読書をお楽しみいただけます。赤いカーペットの手前から突き当たりまでの空間は、日本を代表するブックディレクター、幅允孝さんによる日本初の「エキシビション型書店」。現在のテーマは「新しい生活様式」で、様々なジャンルの本から「新しい生活様式とは？」「その先にあるものは何なのか？」を探る空間になっています。 さらにその奥は、旧大浴場をリノベーションした「オトナ本箱」と「こども本箱」。「オトナ本箱」は写真集がずらりと並んだ空間。旧脱衣所には「おこもり空間」が用意されていますので、気に入った本を持ち込んでその世界に入り込んでください。「こども本箱」には絵本2000冊のほか、ボールプールが用意されています。授乳室やベビーベッド付きのトイレも完備。湯船の中で、どっぷりと本の世界に浸かってください。 □「オトナ本箱」とそこに至る空間、レストランは「静かに過ごすための大人の空間」です。お子様づれのお客様は「こども本箱」に至るまで、お静かにお願いします。また「こども本箱」では保護者同伴で遊んでいただきますよう、お願いいたします。 □松本十帖では「ジェンダーフリー」を基本方針としています。そのため従来のまま残した小柳2階のトイレ（ショップ奥）以外に男女の表記はありません。皆様のご理解とご協力をお願い致します。 ■ レセプション＆カフェ［おやきとコーヒー］ 浅間温泉は古い温泉地のため道幅が狭く、旧「小柳」も敷地内に駐車場がありませんでした。今回のリノベーションでは解体した中央棟跡地に駐車場新設も検討しましたが、「温泉街のエリアリノベーション」という基本コンセプトを貫くため、あえて駐車場を作らず、湯小屋「小柳之湯」と庭園を設えました。皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、駐車場は徒歩3分のレセプション＆カフェ「おやきとコーヒー」横をご利用いただければ幸いです。 この「おやきとコーヒー」の建物は昭和初期の建造で、その昔、2階は芸者さんの練習場でした。1階は芸者さん達の温泉。現在は湯仲間の管理による共同浴場になっています（一般者の入浴はできません）。私たちは、湯仲間の皆さんのご了承を得て、今は使っていない芸者さんの練習場と1階の管理人室部分を、レセプション＆カフェ「おやきとコーヒー」としてリノベーションしました。 □ご宿泊のお客様には、おやきとコーヒーを無料でご提供しています。チェックイン時、または温泉街の散策時にご利用ください。 □バスやタクシーをご利用のお客様も、レセプション＆カフェにお立ち寄りいだけますよう、お願い申し上げます（ホテル玄関には案内係がおりません）。 □足の具合が悪い方、車椅子の方には、ホテル敷地内に駐車場を設けてあります（2台）。レセプションでお申し付けいただければご案内します。 □共同浴場は入浴できません。見学もできません。共同浴場側のドアなどを開かないよう、お願い致します。 ■ 信州産小麦100%！［ALPS BAKERY］ 小柳2階（フロントフロア）のショップ奥にはアルプスベーカリーがあります。朝食のパンや小柳1階のファミリーダイニング「ALPS TABLE」でご提供するパンを焼いています。他のベーカリーとは異なる大きな特徴は「信州産小麦100%」であること。信州は「おやき」で知られるように「小麦」の国。とはいえ、今では信州産小麦は貴重品です。くるみパンやぶどうパンに入っている材料も全て信州産。上質な材料で焼き上げたパンはお土産にもどうぞ（水曜・木曜休）。 ■ ライフスタイルショップ［浅間温泉商店］ 小柳2階（フロントフロア）にはライフスタイルショップ「浅間温泉商店」があります。ディレクションは東京・自由が丘などにお店を展開する「TODAY’S SPECIAL」。店内には日本の手仕事、信州の手仕事、さらに「TODAY’S SPECIAL」の世界観がぎっしり詰まっています。コンセプトとして重要だったのは「お土産屋ではないこと」。『ALPS BAKERY』で焼き上げたパンや、新鮮で美味しい野菜、自遊人の食品製造部門「自遊人の暮らし」が企画・製造する食品も販売しています。ブックストアやベーカリーとともに外来利用も大歓迎。設計はスキーマ建築計画です。 ■ 人生を考えるカフェ［哲学と甘いもの。］ 「松本十帖から湯坂を上って1分。左側に古民家をリノベーションした「哲学と甘いもの」があります。テーマは「人生を考えるカフェ」。哲学書を読みながら人生について考えてみる、そんなカフェです。考えすぎて疲れたら脳内に糖分補給を。カラメルたっぷりのプリンやカレーなどをご用意しています。一人になりたい時にぜひご利用ください。設計はスキーマ建築計画です。